尾野真千子「殯の森(もがりのもり)」のヌードシーン
- フランス 日本
- 2007年
おのまちこ 1981年生(39歳) 身長163cm.B80.W57.H85 - 非凡な才能を見せる素晴らしい女優。メジャー作品では役不足のためその実力を発揮できず脇役に甘んじることが多い。代表作は映画「クライマーズ・ハイ」「リアリズムの宿」「萌の朱雀」など
ヌードの解説
この女優はすごい!!
カンヌ国際映画祭で素晴らしい賞をとった殯の森(もがりのもり)などと聞いても、チンプンカンプンな感じで、映画自体は全く理解できなかったのですが、尾野真千子さんの演技だけで涙が出てきました。そんじょそこらの女優とはわけが違います。
認知症の患者(うだしげき)と介護士(尾野真千子)が、それぞれに抱えた近親者の死を弔うために森の奥深くまで入り込んで行く話だったようですが(ちょっと大雑把に書きすぎですが主題はこんな感じだと思います)、途中からどんどん現実離れしてゆくのでついてゆけず、あまり理解できていないのが正直なところです。
こんなまじめな映画のどこにヌードがあるのかというと、迷い込んだ森の中で二人は野宿することになるのですが、雨に打たれたうだしげきさんが寒がり、それを暖めるため二人とも裸になり抱き合います。裸が一番暖かいということでしょう。
尾野真千子さんは手早くブラジャーを取り、すぐにうださんの背中にくっついてしまうので、乳首が見えるのは一瞬です。
備考(作品の総評や写真集情報など)
60歳を超えた老人うだしげきさんのクレジットに(新人)をつけるのは、なにかのジョークなのだろうか。予告編にて。
全体的にカメラマンが前面に出すぎで映画に集中できません。後半ずっと続く森をさまようシーンは、うだしげきさんと尾野真千子さんしかいないはずなのに、ブレた手持ちカメラの映像がその二人を待ち構えていたり、追っていったり、見えない部分を覗き込んだりと、俳優のひとりのように主張しすぎています。
ドキュメンタリー風な仕上がりになっているので、あえてこの手法をとったのかもしれませんが、そのたびにカメラを持っている人物のイメージが頭をよぎりげんなりします。
殯(もがり)
敬う人の死を惜しみ
しのぶ時間のこと
また、その場所の意
語源に「喪あがり」
喪があける意、か。(原文ママ)
映画「殯の森」より引用